PRESS RELEASE

メトセラ、前ノバルティスファーマ株式会社取締役会長の鳥居正男氏を社外取締役に迎え、経営・執行体制を強化 | Metcela Inc.

株式会社メトセラ(本社:神奈川県川崎市)は、鳥居正男氏が社外取締役に就任するとともに、新たに常勤社外監査役および執行役員を選任し、経営・執行体制を大幅に強化したことをお知らせいたします。鳥居氏は長きにわたり外資系製薬会社の社長職として製薬業界をリードしてきたグローバルリーダーであり、新たな経営体制とともに革新的な創薬研究とパイプラインのグローバル展開を通じた事業成長を実現してまいります。

 

体制強化の背景

メトセラは、「心不全治療に、革命を起こす」をミッションに掲げ、心疾患を対象とした新たな治療法の確立に向けて、細胞医薬品の開発を行っています。創薬研究、プロセス開発、投与法の最適化を一体的に実施することにより、革新的な治療法を開発することを目指しています。
2022年4月に株式会社日本再生医療を傘下に迎え(2022年6月に合併)、メトセラの事業領域は一気に拡大しつつあります。創薬研究とパイプラインのグローバル開発をさらに強固に推し進めるため、経営者として豊富な経験と実績を有する鳥居氏に参画いただきました。
さらに、事業領域の拡大を踏まえ、豊富なマネジメントおよび監査経験を有する本間氏を常勤社外監査役に迎えるとともに、各事業領域の責任者として執行役員を選任することを通じて、意思決定スピードの迅速化、自律性の向上、ガバナンス体制の強化を実現いたします。

 

社外取締役 鳥居正男氏 プロフィールおよびコメント

プロフィール
1966年上智大学外国語学部ドイツ語学科入学後、1969年米国メリーランド州ロヨラカレッジ経営学部編入、1971年卒業。同年日本ロシュ入社。21年間、経営企画、営業・マーケティングの責任者を務めた後、28年間にわたり外資系大手医薬品企業の日本法人4社のトップを歴任。1993年ローヌ・プーランローラー(フランス)の日本法人代表取締役社長に就任。1995年シェリング・プラウ(米国)日本法人代表取締役社長。2011年ベーリンガーインゲルハイム(ドイツ)日本法人代表取締役社長。2016年ノバルティスホールディングジャパン代表取締役社長、2020年ノバルティスファーマ株式会社取締役会長、2021年8月同退任。

コメント
この度、社外取締役に就任致しました鳥居です。メトセラは、自社でゼロから技術シーズの開発に取り組む真の意味での研究開発型ベンチャーであり、線維芽細胞を活用した同社独自の技術基盤を構築しています。自家再生医療等製品の開発は一般に困難とされていますが、コスト削減や製造安定化によって弱点を克服し、さらに事業化を加速することが重要です。中期的成長を見据え、経営基盤の更なる強化やグローバル開発を支援することで、メトセラの成長に尽力してまいります。

 

常勤社外監査役 本間郁夫氏 プロフィール

1980年慶應義塾大学経済学部卒業、日米英独仏スイスの銀行・証券等の金融機関にて事業・リスク管理・組織リエンジニアリングに携わり、新生不動産サービス株式会社 取締役、NECキャピタルソリューション株式会社 常勤監査役、株式会社リサ・パートナーズ 社外取締役、ヘルスケアアセットマネジメント株式会社 社外監査役等を歴任。

 

新経営体制

  • 代表取締役 岩宮 貴紘
  • 代表取締役 野上 健一
  • 社外取締役 鳥居 正男(新任)
  • 社外取締役 小林 宏彰
  • 社外取締役 植波 剣吾
  • 社外取締役 山田 健二
  • 社外取締役 香本 慎一郎
  • 常勤社外監査役 本間 郁夫(新任)
  • 社外監査役 品川 広志
  • 社外監査役 宇佐美 篤
  • 執行役員 経営管理部長 菅 愛子(新任)
  • 執行役員 経営企画部長 有村 啓史(新任)
  • 執行役員 品質管理・品質保証部長 渡邉 雅範(新任)
  • 執行役員 製品開発部長 齋藤 大地(新任)

 

株式会社メトセラについて

メトセラは、既存治療による効果が不十分な慢性疾患に対して、線維芽細胞および幹細胞を用いた新たな治療法を提供することを目指し、2016年に創業した臨床開発ステージのスタートアップです。創薬研究、プロセス開発、投与法の最適化を一体的に実施することにより、革新的な治療法を提供することを目指しています。自家心臓由来線維芽細胞と投与用カテーテルを組み合わせた心不全向け再生医療等製品(MTC001)と自家心臓内幹細胞を用いた小児先天性心疾患向け再生医療等製品(JRM-001)を主要パイプラインとし、それぞれ臨床試験を実施しています。

ウェブサイト:https://www.metcela.com/

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